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BIOGRAPHY

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HIROAKI

​ 東京大学卒。日本文学専攻。卒業後は東映にて助監督。

「江戸時代より前の時代を、もし過去に戻って実際に見たらどんな感じか」というテーマで活動しています。

 茶道・雅楽・蹴鞠を修め、古美術や古文書に多く触れており、江戸時代以前の時代をリアルに映像化できる唯一のクリエイター。

​ 蹴鞠は、時にNHK大河ドラマやテレビのバラエティーなどで指導・出演しています

【きっかけは平家物語】

 この活動をしている最初のきっかけは、中学2年生の時に読んだ『平家物語』にありました。文章に非常にはっきりとしたイメージ・映像が感じられたからです。その後も色々と勉強していく中でもやはり古い文章には明確なイメージが感じられました。この感覚を何らかの形にしたいと思い、結局は映像を選ぶことにしました。

 

​【江戸時代の有名作家も似たような感覚を持っていた】

このような感覚のことは、江戸時代の作家、井原西鶴も言っています。「源氏物語を読むと昔の出来事を、はるか後の時代である現代において目の前に見るような気持ちになる。」デジタルデバイスが存在せず文字や文章の重要度が今よりずっと高かった時代の言葉というのは、強いイメージが伴っているような気がします。

【知識を得るために】

 上のようなイメージを形にするため、私は東京大学日本文学科に進学し、日本文学や古い日本語、古文書などについて学んできました。また、それだけでは映像化するのに知識が足りないと思い、美術工芸品や絵画などにも触れたり、茶道や雅楽、蹴鞠を修めたりし、感覚的な知識も増やすようにしてきました。文献など情報的な方面からも、感覚・感性的な方面からもアプローチができるように学習をしてきた、という訳です。こうした学習を10年余りにわたって続けてきました。

 蹴鞠は、現在ではNHK大河やテレビのバラエティー番組で指導や出演をすることもあります。映像制作の方は、学生時代から活動を続け、卒業後は東映にて助監督になりました。

 

​ 歴史学者や文学研究者は知識・情報としては昔の文化・風俗がどのようなものであったか知っていますがビジュアル化する手段を持っていません。また映像制作者は映像を作ることはできても過去の時代について知識を持っていません。

 過去の文化についての知識と映像制作のスキルを併せ持ち、「遥か昔の日本」をリアルに描出することができます。

 

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​蹴鞠(けまり)

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